背戸峨廊へ行ってきました

背戸峨廊6月は天候とスケジュールがかみ合わずなかなか撮影に行けず。先週ギリギリ行けそうな天候の日に時間を作れました。
今回行ったのは背戸峨廊(せどがろう)という所です。昨年行こうと思って準備をしていたら仕事の納品に時間を取られ終わったのが午前3時半だったので見送りました。2時間睡眠で3時間運転して一日山中はちょっと心配ですし。とはいえ今回も納品があって3時間半しか寝られませんでした。まぁ日が長い季節なので無理をしなければ大丈夫だろうということで。
やはり狙いは紅葉のシーズンですがこの時期に歩いておくと日の短い紅葉の季節の対策にもなりますし。
一周4時間のコースなので撮影を加味して6時間。9時過ぎに歩き始めて遅くとも15時半ごろに復路に入れば大丈夫かなという計算です。
上の写真は駐車場を出てすぐのところです。自分の好きな雰囲気だったのでこれから一日が楽しみになりました。

背戸峨廊
屏風岩かな?
こういう場所は迂回路があったりするのですが、正解はこのまま進むでした。自分が行ったときは道がよくわからない箇所がありました。雨で増水していたのか岩に鎖は打ってあるけれど足を置く場所が川の中だったり。
あとこれまで歩いた渓谷と比べても岩が滑るなぁと思いました。ここから諦めてほぼずっと川の中を歩いていました。

背戸峨廊鎖やロープ、梯子など良く整っていて良い渓谷でした。ただそれだけ危険な箇所も多いです。疲れたからと来た道を引き返すのも面倒なので歩き慣れている人にしかお勧めできないなぁと思いました。石も滑るけど紅葉の時期は落ち葉も滑るだろうし。
そもそも100キロ圏内っていうか直線で30キロくらいなのかな?

背戸峨廊曇り空なので空を入れ込めずアングルで迷いましたがこの季節は緑も多いので助けられました。しかしまぁ最近ワイドレンズばっかり使っていて良く無いなぁ。24-70mmと70-200mmも持ってきているのにほとんど使いませんでした。70-200mmに至っては岩に止まったトンボを撮っただけです。

背戸峨廊これから先行きたい場所と機材の組み合わせを考えると機材を減らして便利ズームに置き換えるべきだけどどこまで画質を譲歩するかが問題。24-70mmと70-200mmを外して16-35mmと24-120mmの2本というのが良いのだろうけど。24-70mmは良いレンズなので外したくないなぁ。でもいま24-120mmの中古がかなり安いので試しに買ってみようかな。

背戸峨廊
倒木で道が…
倒木で道が無くなっていました。左の岩壁に鎖があったけど危なかったので右側から川の中を歩きました。

背戸峨廊
越えたらまた倒木。くぐってから振り返って撮影
木を乗り越えたらまた倒木で腰まで川に浸かって木の下をくぐって抜けたところ。ポケットに車のカギを入れたままだったので流されなくて良かったです。ウエストポーチに携帯も入ったままだったし。防水対策しとかないとなぁ。

背戸峨廊ダメ押しで巨木の倒木。前の写真を撮った場所から振り返ったところです。土砂崩れらしく見上げると上の方が綺麗に削れて土が見えていました。わりと最近なのかな。構図でちょっと考えて木だけを撮っても面白くないのでこんな感じになりました。もっと幹を入れ込もうかとも思ったけどあまり綺麗じゃなかった覚えが。
急いで撮影して左の沢からさらに奥へと進みました。

背戸峨廊
倒木を抜けると綺麗な沢
さっきまでの荒々しさが嘘のように静かな場所でした。終日曇りの予定が何度か日が差したりして急いで露出を決めて撮影しました。しかし最近頭を使わずに16-35mmばかりを使っているので反省中です。
ネットで下調べをしていて山好きの人がコンデジで撮った写真の方がセンスが良かったりして落ち込みます。ワイドレンズは嵌るとすごく良いのですが散漫になりやすいです。わかっていても余すところなく写しこみたい欲求に負けてしまいます。

背戸峨廊緑が美しかったので撮影。
去年からニコンで買ったアイガーグレッチャーというリュックを使っていて重さを感じないので重宝しています。今回もボディ2台にレンズ4本入れて上着と水とパンに三脚でした。以前使っていたK2のリュックも良かったのですが午後になると肩が痛くなっていました。某カメラメーカーのリュックは背負って30分で吐き気がして大変な目に合いました。

背戸峨廊
片鞍滝かな?
ほとんど滝を載せていませんが良い滝が多いです。滝のすぐ横に梯子がかけてあるのも良い感じです。
どこかのサイトでローアングルで滝を撮っていたので真似してライブビューで撮影しました。

背戸峨廊沢を歩き滝を越えを繰り返してそろそろ最後の滝なのかなと思いながら歩いていて、着いた滝の立て札を見てまだ半分ちょっとしか来ていないことに気づいたのが14時半。最後の滝まであと1時間くらいで行かないと夕方から雨の予報だし。ということでカメラと三脚をしまって次の写真からは携帯で記録撮影することに。

背戸峨廊
どこだったかな?(携帯で撮影)
撮影時間を調べたら11時過ぎだったのでトッカケの滝の梯子を上ったところから上の段の滝を撮ったのかも。

背戸峨廊
龍門滝かな(携帯で撮影)
急いで歩いていたら滝が見えたけれど時間が読めないので携帯で撮ってそのまま移動。降りて滝に近づきたいけれど我慢。

背戸峨廊
三連の滝立て札(携帯で撮影)
15時10分に三連の滝の前に到着。これなら無事に帰れそう。

背戸峨廊
三連の滝(携帯で撮影)
途中から撮影していないけどほぼ予定通りの時刻に三連の滝に着けたので撮影しようかと思ったら枝に目印のリボンがはためいていたので携帯で撮って済ませることに。上にあと2つ滝があるみたいだけどそれは見られないらしいです。どの滝も綺麗だけれどこれまでにいろいろと見てきているせいかちょっと地味な印象。

そして最後の滝なので記念に携帯で動画を撮影。帰れることに安堵しつつも名残惜しい渓谷でした。

最近の携帯動画は綺麗ですね。

背戸峨廊
三連滝の横の案内板(携帯で撮影)
ここから少し歩いて早回りコースとゆっくりコースという二つの帰り道の案内があります。早回りコースは無理やりな道でした。かなり急な一本道の下りとかがあるので疲れているときは危ないかも。

背戸峨廊
帰路を抜けて最後に一枚
最初に撮影した駐車場そばのポイントから一枚。この時間の森も良いですね。今回は下見も兼ねて行くことができて本当に良かったです。結局途中までしか撮影できなかったので次は日の出から入ろうと思います。

近況はとくに変化もなく。
もう一度どこかへ行けそうですが天候次第です。

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