明日から柔道

先日のインターハイの記事がアップされました。床に座って撮り続けるので毎回体の痛みに耐えながらなのですが、今回は撮影スペースに青いマットを敷いてもらえたので随分と楽でした。撮影機材はいつも通りです。次からはちょっと変わります。

さて、明日からは全国中学校柔道の撮影なので開催地の佐久でブログを更新しています。金曜までの4日間、毎日長丁場とのことなので、息切れしないようにという感じです。福岡と違い車で来ているのでパッキングも結構適当。ちょっと多めに機材も持ってきました。

出張続きでしたがこの数日間で手つかずだった新規取引先のマイページの設定を終わらせて試しにエントリー。早速来週の仕事が決まりました。その後も案件の通知は来ているものの、初回の案件に限り納品が済むまで次の案件が請け負えないシステムなので、ただ飛び込んでくる仕事を眺めている状態です。

今年に入って何件かエージェントと面接・登録まで済ませましたが、ようやくちゃんと案件のある会社とご縁ができました。そのほかにも良いお話をもらっていたり、動画の相談と毎年の動画案件があったりと年末まではそれなりに忙しく過ごせそうです。

今夏は個人的にもいろいろあって、後輩を見送ったり、新しい縁ができたり、周りの人達の忠告もあって生活を切り替えたりと何とも心のざわつく日々でした。
今はまだゴチャゴチャと落ち着いていないのですが、強い風が吹いて瞳に静かに火がともり、ずっと頭の上に載っていた蓋が取れたような感じです。

そんな状況のなかで今朝ふと『余も木瓜になりたい』という一文を思い出しました。
これは日本を代表する文豪の小説の一文で、自分は『家栽の人』という漫画で知りました。高校の通学の時間つぶしも兼ねて文庫を買って読んだ覚えがあります。
『家栽の人』は家庭裁判所を舞台にしたとても良い漫画で、中高生の時に毎週連載を読めたことが自分の大きな財産になっていると思える作品です。
その物語の中で『赤い花に慰められる人と、慰める赤い花と…』というエピソードがあります。続いてあなたはどちらになりたいのかと問うのですが、今なお自分が迷った時の指針になっています。
なかなか赤い花にはなれずにいますが、生まれ変わったら木瓜のそばで咲く花くらいにはなれそうだと思いました。

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