おしらじの滝、石空川渓谷の動画

元滝伏流水

◆◆元滝伏流水◆◆2014年撮影 D800 Sigma24-105mmF4
元滝伏流水は秋田県にかほ市にあります。車を止めてから滝まで10分くらいの一本道だったと思います

近日発売予定のD850のカタログがカメラ屋にあったのでもらって帰り家で開いたら最初のページが元滝伏流水でした。ということで自分もHDDの中から以前撮影したデータをアップしてみました。
東京から車で行くと結構遠いのですが、また行ってみたい滝です。
元滝伏流水

◆◆元滝伏流水◆◆2014年撮影 D800 Sigma24-105mmF4
カタログ撮影ポイントの近くからのカット。横に長く伏流水が続いて、上には大きな岩があるので構図で難儀した覚えがあります。このころはまだゴム長も使っていないので、岩場の上をウロウロしていました。この写真を撮ったあとで雨が強くなって撮影も断念しました。次に行くときはゴム長で川の中からカタログみたいなカットも撮りたいところ

行ったのは5月上旬でまだ雪が残っていました。元滝伏流水で撮影を終えて日本の滝百選の一つ法体の滝へ行く予定でしたが、雪で通行止めで途中までしか行けませんでした。
結局、丁度通行止めの横が獅子ヶ鼻湿原だったので湿原を歩いてきました。実はここで初めて熊にあったので伏流水よりも、あがりこ大王と熊のほうが思い出深いです。ちなみに伏流水も行った2日前に熊が出たという立て札が差してありました。
元滝伏流水

◆◆元滝伏流水◆◆2014年撮影 D800 Sigma24-105mmF4
記録用の引きカット。伏流水を全部入れるとパノラマになってしまうのが悩ましいところ。もう少し季節が進んで木々が緑になれば良いのかも。いよいよ雨が強くなって撮影も中断。レンズにも水滴が付いてました

さて、ブログのタイトルの通り昨年撮影に行ったときに記録用に撮影した動画をアップしました。
ここ何回か撮影~編集そしてアップまで自分で試してみて、だんだんと良し悪しがわかってきました。
また、ほかの人の動画を見て撮り方やアングル、どれくらい素材を集めれば良いのかも学びました。写真撮影の合間での作業ですが、毎回1分前後の尺で分かりやすくまとめていければと思います。


山の駅から車ですぐの秘境です。もう紅葉の終わりでしたが、自分が行ったときには平日にも関わらず4人先客がいました。紅葉とえぐれた岩壁、一筋の滝、エメラルドグリーンの湖とコンパクトながら魅力が凝縮されていて、ネットで調べた通りの秘境でした。
撮影はD810です。逆光や水底が美しく見える塩梅など、絶景でしたがなかなか撮影の難しい場所でした。写真では滅茶苦茶いじった覚えが…。


山梨県北杜市の石空川渓谷の九段の滝です。この奥に日本の滝百選の精進ヶ滝があります。駐車場から観瀑台まで小一時間ほどで、精進ヶ滝と九段の滝が一望できます。滝見台から九段の滝のすぐ下までは道を選びながら進みました。
本当は精進ヶ滝の撮影に来て、偶然ドローン撮影に同行していたガイドさんに行き方を教わり、赤い布が巻いてある木を頼りに山の斜面を登っていて途中まで進んだのですが、合っているのかわからなくなり引き返してしまいました。
誰かと行ければ心強いのですが、気軽に誘える場所じゃないです。
そういえばドローン撮影の人が足を挫いたので湿布をあげたらコーヒーもらえました。いつも一人なのでとても嬉しかった覚えがあります。
元滝伏流水

◆◆元滝伏流水◆◆2014年撮影 D800 Sigma24-105mmF4
カタログに近い場所から反対の川上の写真。元滝の伏流水という意味なので元滝はこの先にありますが、土砂崩れで途中までしか行けませんでした。乗り越えて行こうか考えて、雨だし崩れたばかりのようなので引き返しました。

裏磐梯 その3

〇の駅にて。まさかこんなところにまで浸透しているとは。
そういえば池袋の某パチンコ店は台の上に張るスペック紹介がアニメのイラストじゃなくて中の人の写真だったなぁ。

仕事帰りに立ち寄った裏磐梯についても今回で最後。
webで名称等を確認しながらブログを書いていて、桧原湖周辺には良い場所がいっぱいあることを知ってもっと調べればよかったとちょっと後悔。苔沢は良かったけど、熟練向けスポットだったかなぁ。まぁ次に行くときの楽しみにします。

車道横に車を止めるスペースとハイキングコース入り口がありました。ここから歩きたかったけど、滝と苔が思ったより時間かかったため断念

さて、前回のブログで紹介した白霧の滝と苔沢を撮り終えて車に戻ったら、お昼になっていたので、さっさと次の場所に移動しようと地図や道の駅の看板、webでアクセスを調べるも、どうもうまくいきませんでした。途中でハイキングコースを見つけたものの、13時から歩き始めるにはちょっと距離がありそう。
また、苔沢の先の温泉施設から歩いて6キロくらいらしいけど、こちらも往復12キロほどを4時間で撮影しながら行って帰るのは無理っぽい。
車で一番近づけるところまで行くことにして、グーグルマップで目的地を指定したら1時間ほどで峠にたどり着けました。

◆◆雄国沼◆◆
金沢峠の展望台より。前の画像の『雄国沼案内図』と書いてある見出しの“内”と“図”の下のWCのそば。

ということで最後の目的地は雄国沼です。
以前からネットで調べていて行ってみたかった場所です。森を抜けて湿原を歩いて、猫石という所まで行ければと思いましたが、ルートを調べるのにまごついて時間が足りなくなってしまいました。それでも湿原は歩けたので楽して良い思いをしてしまいました。

◆◆雄国沼◆◆
ウッドデッキにて。天気も良いので手持ち撮影です

アクセスについてですが、ナビに従って道の駅を出て温泉施設を通過して人里へ向かいました。途中曲がる場所に看板が出ていたのでわかりやすいと思います。村を抜けて峠への山道にはいりますが、基本車一台分の幅の山道なので注意が必要です。これまでもいろいろ行ってきましたが、対向車が来て緊張しました。金沢峠駐車場という場所まで車で登ると車数台分のスペースがあります。

◆◆雄国沼◆◆
湿原を歩いていると、この世じゃないような何とも不思議な気分になります

来るときに2台すれ違い、峠で自分を含めて車が2台、2輪が一台あったので、地元の人からは親しまれている場所なのかもしれません。
展望台横から湿原のウッドデッキまで降りる道がありました。時期を過ぎてしまいましたが、ニッコウキスゲがいっぱい咲くらしいです。日没まで粘って夕方の景色を収めようと思いましたが、ウッドデッキから展望台までがいかにも獣がいそうな感じなのこと、帰りの外灯のない険しい車道が不安なこと、さらに蛇に出くわしたので引き上げました。
そういえば、ウッドデッキを歩いていて何もないところに一人ぽつんと置かれた感じがして、昔やったミストというゲームを思い出しました。

◆◆雄国沼◆◆
天気予報は曇りだったけど、適度に晴れて雲も程よく出ていて良い感じ。

撮影は特に難しいこともなくほとんどが17-35mmにPLフィルターです。絞ったので手ブレが心配でしたが、VRレンズなのでほとんど手持ちで撮りました。午前中だけで何十回三脚を開いて閉じたかわからず、丁度こまめに三脚を使うのが面倒な時間でした。午後のあるあるです。

◆◆雄国沼◆◆
午前中に距離にして250メートルほどの川と滝で難儀していたのが嘘のよう。そういえば朝6時過ぎには別の滝にいました

こんなにきれいな湿原は4~5年前に行った戦場ヶ原以来です。湿原っていうか沼と山と湿原と空がいい感じです。戦場ヶ原は本当に一面が湿原でした。秋田の獅子ヶ鼻湿原はまだ雪でしたし、昨年行った白駒の湿原は雨量が少なく乾いてました。なかなかタイミングが合いませんが、尾瀬もいつか行きたいですね。
湿原は見渡す限り青空と雲と湿原なので似たような構図になりやすい場所です。印象的な樹木などをアクセントにすることで変化が出せますが、何のひねりもない定番の絵が一番説得力があって好きです。

人里まで戻ってきて一安心したところで、横がタバコ畑でした。収穫したらすぐに燻すんでしょうか? 窓を開けたらタバコのとても良いにおいがしました。7年前に禁煙してメリットしかないのですが、せっかくなので天然のタバコのにおいをいっぱい吸い込みました

最後に雄国沼の動画です。

一眼動画のメリットはPLフィルターを付けて撮影できることですね。ただ、ビデオ三脚と違い水平を出すのが面倒なので左右へパンするのが苦手です。ちなみの今回の動画は手持ちだったと思います。
あと雄国沼(おぐにぬま)って読みます。

裏磐梯 その2

◆◆苔の沢◆◆
500メートル先には温泉施設、来る途中には道の駅、すぐ横は桧原湖とごく普通の観光地。ほかに行くところもあるだろうに何でわざわざここなんだろう?
まさか自分もこんなところに来るとは思いませんでした

前回のブログで書いた達沢不動滝の次に裏磐梯の白霧の滝と苔沢という所へ行ってきました。苔に覆われた秘境らしく、特に入り口もありません。車道横から枝を払いながら沢まで降りて、そこから滝まで沢を登りました。

◆◆苔の沢◆◆
八月ということもあり森はとてもエネルギッシュ。多少土地の人は来ると思うけど、これまで来たどこよりも自然に近く結構カオスな感じで最高だけど構図で難儀。ゴム長でなかったら引き返してました

苔の森の静けさを期待していたのですが、8月なので木々は活き活きと生い茂り、明るい木漏れ日が森を照らしとてもエネルギッシュでした。苔もメインというよりも景色に混ざり調和していたので、思っていたのとは少し違いましたが、それはそれで美しかったので良しとします。

◆◆苔の沢◆◆
結構登ってきたところ。webなんでわからないと思いますが、画面の上中央に滝が入っています。せっかく自然に触れているのでパースの効いた絵作りしたいです

少し沢を登っては撮影を繰り返して、なかなか進んでいる感じがせず焦りましたが、だんだんと来た道が見えなくなり奥の滝が見えてきたので一安心しました。
そしてたどり着いた白霧の滝はそそり立つ岸壁や生い茂る緑、落ちる滝の高さなど、小さな滝でしたがとても美しい滝でした。

◆◆白霧の滝◆◆
滝はそんなに興味なかったのですが、期せずして秘境に着くという感じです。最後まで登ってきてよかったと思いました

撮影はグラデーションハーフNDとPLフィルターを使いました。もう来ることもないだろうし、帰りは降りることに専念したほうが良さそうなので、登りでテキパキと撮影をこなしていました。
本来は縦位置の構図の場所が多かったのですが、絵が説明的な気がしたので、ほとんど横位置で撮影しました。
でも、やっぱり何か所か縦位置で撮ればよかったかも。まあいいか。
ちなみにこの滝に行くことにしたのは、ここ2年通っていた白駒の苔の森がテレビCMで紹介されたため。今年はパスして別の苔スポットを探そうと思いました。また別のスポットを探してみますが、もう夏も終わって紅葉の時期になるので次は来年ですか。

◆◆白霧の滝◆◆
三脚でスローでブラケット&PLフィルターという盤石の装備で撮っていて、機材に構図が縛られている気がしたので、感度を上げて手持ちで撮影。レンズに水滴が着く前にさっさと済ます。
D800系は手ぶれ量産機なので、VRがついている17-35mmF4はこういう時に心強いですね。新しい24-70mmも良いんだろうなぁ

動画を編集していて、ここは写真より動画向きなのかなと思いました。動画でPLフィルターがつけられると水面もきれいで良いですね。

◆◆白霧の滝 苔沢◆◆

そういえば動画の明るさや色調整はアドビプレミアのRGBカーブで調整していたのですが、毎月5千円くらい払っているし良い機会なのでSpeedGradeを使ってみようとネットで調べたら、PremiereのなかのLumetriというエフェクトが良さそうだったので簡単に調整してみました。D800用のプリセットもあってちょっとした調整ならこれで十分だなぁという感じです。
SpeedGradeは次に試してみようと思います。

◆◆苔の沢◆◆
寄った構図の絵は渓谷にいけば結構撮れるけどせっかくなので一枚

もう一か所回りたかったので、滝の撮影を終えて急いで撤収。
最後に行った場所は次の更新で。

裏磐梯まで行ってきました。

達沢不動滝

◆◆達沢不動滝 男滝◆◆
郡山から車で一時間ほど。駐車場から歩いてすぐでした

ゴールデンウィークが明けてから、忙しい時と暇な時の落差が激しかったけど、だんだんと暇な時が多くなってきて気が付いたら夏休み。
これまでの経験上、焦って仕事を探してもうまくいかないので、手付かずだった家のことや仕事のことを片付けることに。
そういえば本厄。耐え忍んで勉強するのが吉なのだろうか。

とまあ、そんな近況ですがインターハイが郡山で開催されたので撮影旅行も兼ねて行ってきました。昨年は鳥取でしたが郡山だと車で行ける距離なので良いですね。大体3時間ちょっとくらいだったと思います。
足代はETCの深夜割を使い、宿泊も駅近くの商業施設内のスーパー銭湯の仮眠室を利用したので非常に安く済ませることができました。
ちゃんとした宿泊施設も考えましたが、朝4~5時には出発するので気兼ねなく横になれる仮眠室ぐらいが丁度良かったです。

達沢不動滝

◆◆滝の手前の林◆◆
日の出前がとても良い感じだったのだけど、滝を優先して戻ってきたら日が差してしまいました

今回、どこに行こうか迷ったのですが、あまり天気が良くないようだったので湿原や山など、画面に空が大きく入る場所でなく森や滝にすることに。また、以前、福島の花見山や三春の滝桜に行ったので、行ったことがない裏磐梯にしました。
何か所か目星をつけていける範囲でと考えていましたが、朝早くから撮影できたおかげで3か所行くことができました。

達沢不動滝

◆◆達沢不動滝 男滝◆◆
画面の斜め半分が明るかったのでグラデーションハーフNDを使いました

最初は『達沢不動滝』です。
NHK大河のオープニングでも使われた場所だそうで、森の奥のとても美しい滝でした。静けさと美しさと強さがあります。しかも駐車場からすぐなので、撮影の難易度も低いです。ゴム長は必須かな。
日の出前の5時頃に行こうと思いましたが、一人で暗い森に入って獣にあったら面倒なので少しずらして6時ごろ着いたら、すでにカメラマン2人と釣り人2人がいました。

達沢不動滝

◆◆達沢不動滝 女滝◆◆
日が差しているあたりはグラデーションハーフNDを使っています。念のため前後1段ブラケット撮影してますが、ブラケットって緊張感がなくなりますね。あと3秒とかでブラケットだと葉っぱは風でぶれているので逆に合成が面倒でした

メインの滝のほかに、左手の岩からもさらさらと水が流れて趣のある感じだったので撮影しました。前日は雨のち曇りでしたが、もう少し雨量が多いと違った眺めになるのかもしれませんね。
ちょうど日の光が射してきて、今日は曇りじゃないのかと思いました。
撮影はD810と16-35mmF4です。今回処理していて気づきましたが、暗部の階調やディティールなどはやはりF2.8通しのレンズには劣りますね。というか14-24mmF2.8が良すぎるんでしょう。
とはいえグラデーションハーフNDやPLフィルターを使えるので重宝しています。あと画素数の多いD810とVRの組み合わせはとても良いです。
フィルターワークの要らないところは14-24mm、24㎜より画角が狭い構図なら24-70mmと役割を分けるのが理想かと。
お気に入りのレンズなのにニッチな使い方だなぁ。

動画

前回動画をアップしたときに携帯で十分と書きましたが、アップロードしてから去年D810で撮った動画を見たら携帯より全然綺麗でした。
ということで今回はD810で滝の動画を撮影しました。
滝の名前のとおり、鳥居をくぐった御不動様の後ろが滝です。

残り2か所はまた後日。

滝の動画


今年撮影に行った滝の動画をアップしました。

■スッカン沢

■尾白川渓谷

■八方ヶ原線歩道

それぞれ撮影の合間に携帯で撮影したものです。このほかにもメモ代わりに携帯で写真を撮ったりしています。
携帯の動画なんて大したことないと思ってましたが、D810で撮るよりも手軽でピントもすっぽ抜けないし、編集していて画質も良いので驚きました。撮りたいときにすぐ撮れるし記録ならこれで十分ですね。

また、好きなものを撮影して、相手に伝わるように編集するというのはこれまでしてこなかったので、良い勉強になっています。販路も広げたいので、個人的にいろいろ動画を作っていこうと思います。
そういえば、WordPressをはじめたのも販路拡大のためでした。すっかり忘れてました。