高校生の時以来かな

宝登山蝋梅
約30年ぶりに長瀞の宝登山へ行ってきました。
1月は順調に仕事が入っていたのですが、2月は同じ日に仕事が集中したり入った仕事が急に延期になったりままならず。
確定申告もあるし、カメラも傷んで修理に出したかったので良い機会かもと思いつつ、家にいるのはもったいないので撮影へ行くことに。雪山用の準備はしていないのですぐに行って帰れる蝋梅を見に行くことにしました。

宝登山蝋梅
ここへ来るのは実に30年ぶり。
高校生のときは中古のF3にエクタクロームを入れてタムロンの17mmSPというレンズと純正50mmF1.4、あとはAE-1にSUNという会社のズームレンズを付けて適当なネガで撮影に行きました。カメラバックは銀箱だったかな?
あの頃は手袋もせずジーパンにスニーカーで適当に行ってたと思います。一度は結構な雪が降ったときに行きました。
懐かしいです。

宝登山蝋梅
ボディはα7m4です。新しいボディも発売されて中古の高画素機が値ごろで気になるところ。
でもインボイスもあるし春まで様子を見ようかな。

宝登山蝋梅
今回使ったレンズは16-35mmF4、24-105mmF4、70-200mmF2.8の3本です。マクロレンズは忘れました。
あと、70-200mmF2.8はAFモーターの異音で修理に出しているのでプロサポートから借りた物。
自分が所有している70-200mmは開放で梅みたいな枝の被写体を撮るとグルグルボケが酷いのだけれど、借りたレンズはそれほどでもない気が…。
30万近く払って外れレンズを引いたのかと何ともショック。

宝登山蝋梅
梅って小さくてごちゃごちゃしてて枝も黒くてひょろっとしていて構図が悩ましい。花の可愛らしさと枝が天に伸びる感じ、木全体の感じ、梅林といろいろ考えながらレンズを入れ替えてます。
ボカシて撮るのも良いけれど、梅林の良さも押さえたいなと四苦八苦。挙句、看板とか幟とか柵を切ったら変な構図に。

宝登山蝋梅
逆光だと蝋梅の黄色が上手く出なくて調整しました。黄金色になっちゃったかな。

宝登山奥宮
梅園を登って山頂のそばに奥宮がありました。せっかくなのでお参り。ついでに銀杏と焼きアーモンドを購入。帰りに本殿にもお参りしました。

宝登山蝋梅
このころにはロープウェイで人が続々とやってきました。登り始めてすぐにフリースを脱ぎましたが、山頂は風が吹くとちょっと肌寒いので着ることに。念のためにフリースを持ってきて良かったです。

宝登山蝋梅
前日から都内は強風だったけれど、当日現地はそれほどの強風でもなく撮りやすかったです。ちょうど車に戻ってくるころに強い風が吹いていました。
ベストなタイミングで撮影に来れたのかもしれません。

宝登山蝋梅
今回は30年前と同じで歩いて山頂まで行きました。
小一時間くらい歩いて到着したらちょうど最初のロープウェイが山頂に到着。山というほどでもないのに結構疲れました。今年はいろいろと出かけたいので今の自分がどれくらいの体力かわかって良かったです。

宝登山蝋梅
いつも行く渓谷などは朝に入って夕方まで歩きっぱなしですが、今回は山頂での撮影のみだったので昼過ぎには駐車場へ戻ってきました。たまにはこれくらいのところも良いなぁと思いました。

宝登山梅
コロナも落ち着いたし撮影に行きたい渓谷もそろそろ入れるようになると良いなぁと思いますが、こればっかりは行政や地元の人次第。少子高齢化ですし行ける渓谷も年々減っていくのかも。

宝登山梅
そういえば三脚とノートパソコンを買いました。近いうちに書けたら良いなぁという感じです。ちなみに三脚は中古で安売りしていたもの。
αを使うようになって電子シャッターなのでもう少し軽めの三脚を探していたのですが、偶然良いものが見つかりました。

宝登山梅
そのほかには55mmF1.8のレンズを買いました。
コンパクトで邪魔にならないので撮影鞄に入れていることが多いです。インタビューカットなどで使っていますが良いレンズです。

宝登山梅
パソコンについては仕事の都合で必要になりそうだったので買いました。ちょうど良い感じのスペックかなと思いますが、使う予定がなくなってしまったので別の用途を考えようと思っています。

宝登山梅
近況としては来月から柔道が始まって何だかんだで4月までは忙しくなりそうです。今年は福岡出張あるのかな?

宝登山梅

近場の渓谷へ

三波渓谷
天気予報で快晴だったので撮影に行きました。高速・ガソリン代を抑えたかったので茨城方面を予定していたものの、交通情報を確認したところ外環が渋滞。
安上がりで良さそうな場所をネットで検索して埼玉の三波渓谷というところへ行くことに。家から小一時間ほどで到着しました。
三波渓谷
ネットで調べた駐車場に車を止めて渓谷へ。歩いてすぐ横が渓谷でした。ほかにも撮影している人や犬の散歩をしている人もいましたが平日なので人はまばら。夏休みなどは結構賑わっているとのことです。
三波渓谷
似たような写真ばかりだけど、たまにはこんなのも良いかなという感じで撮影というか川を楽しく歩いてました。今回はゴム長でなく水遊び用のシューズです。水も冷たくて気持ち良かったです。
一か所大きな岩の下が深そうでしたが、それ以外は深くても大人で腰くらいの深さだと思います。
この時は多少選びながら歩いて深くても膝くらいのところを歩いていました。結構水が澄んでいて綺麗だと思いましたが、もっときれいな時があると教わりました。
結構小魚もいて三脚を立ててじっとしていると隠れていた魚が出てきたりして和みました。
三波渓谷
撮影ポイントは細かいところまで目をやればあるのかなと思います。ただせっかくの渓谷なので引き絵で撮りたいなぁという感じ。そんなことを考えていたら結局同じ構図ばっかりになってしまいました。
小魚が泳いでいたり赤い羽根のトンボが止まっていたりしていて良い感じでした。
CMでも使われたそうで、アクセスも良いので人の撮影に良さそうな場所だと思いました。

川の真ん中でPLフィルターを忘れたと思いましたが、家で確認したら濡れないように丁寧にパッキングしてしまってありました。頻繁に使うものはもっとわかりやすいところにしまわなくてはと反省しました。

そういえば、そろそろα7R4を買いに行こうと思ったら新品が値上がりしてました。4月に買っておけば良かったかも? あまり仕事で使う機会はないボディなので中古で良さそうなものを探そうと思います。

黒山三滝 天狗滝
入間のアウトレットにでも行こうかと思ったのですが、コストコの会員カードを持ってきていなかったので近場で別の場所へ行くことに。
あてもなく秩父方面へ車を走らせようとマップを開いたら磯辺川の源流という表示があったので行ってみることに。源流の沢を何となく眺めてから来る途中にあった黒山三滝へ。
お腹も空いていたので何かあれば食べようと思って歩き始めるも、車に財布を置いてきて食べられず。
川魚とお団子がおいしそうでした。
黒山三滝 女滝
思いっきり観光地っぽい構図になりそうだったので分けて撮りましたが、女滝と男滝は一緒に撮影するべきだったかも? 平日なのに人もちらほらといました。

今回撮影したデータをLightroomで処理していて気付いたのですが、α7m4を設定反映で撮影していて結構な暗所だと実際の露出より明るめに表示されていると思いました。
やっぱりヒストグラムを表示して確認しないとダメですね。

黒山三滝 男滝
いつもルートや時間、獣や怪我など気にかけてますが、たまには気兼ねないハイキングも良いなぁと思いました。三波渓谷はアクセスも良いので紅葉の時期にまた来てみようと思います。
近況はとくに大きな変化もなく。新規開拓しなくてはいけないけれど新緑の撮影も行きたいし。
古いPCの機材を処分しようと準備していたら結構値が付いているものがあったのでヤフオクに出そうと思います。

紅葉の前に

照葉峡の橋の上から。
今年はどこにも撮影に出かけていなかったので、来年のリサーチも兼ねてちょっと出かけてきました。いつもとは別の苔の森を探そうとネットを検索していたら、撮影に行ったことのある照葉峡の先の湿原にどうやら苔があるらしい。さてどんな場所だろう?
奥利根湯けむり街道のキャンプ場から森林浴の道にて。
照葉峡は過去2回撮影に来ていて、そもそも1回目の撮影でとても撮れ高があったので本格的に風景写真をやるようになった思い出の場所。
今回は渓谷の先のキャンプ場に駐車して森を抜けて湿原への下見です。道中は熊笹だらけであまり絵になりませんでした。森を抜けて湿原の入口まで管理車道を歩いていたら、地元の人たちが管理車道の駐車場に車を止めてキノコ狩りをしていました。森を抜けるのがちょっと面倒だったので次に来るときは自分もこの道を走ろうと思いました。
キャンプ場にあった地図。結構通行止めが多いです。

湿原の入口にて。さてどんなところだろう?
実は湿原へは行っていません。
道の途中で倒木があり、道が崩れていました。崖ではないですし乗り越えることもできたのですが、ちょっと面倒だったのとここまでの道中の感じからして思っていた場所と違うなぁと。
引き返して照葉峡でちょっと撮影をして帰ることにしました。
車へ戻る道すがらで撮影。
近況としては今月も少しずつ仕事が入ってきていますが、紅葉の撮影はできそうで一安心。去年尾白川渓谷に行ったので今年はどこか別のところへ行こうかと。

やっと紅葉行けた

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
新潟での撮影は初かも。これまでに見たどの滝とも違って新鮮でした

久々の更新です。実は先月三脚のことを書いてあとはアップするだけだったのですが面白くないので止めました。ちょっと直してそのうちアップしようかと思います。

では、撮影の話を。
ここ三年ほどスケジュールが合わず紅葉を撮れなかったけど、良いタイミングで一日空いたので新潟の苗名滝まで行ってきました。
行きは上信越自動車道で妙高高原ICで降りて帰りは信濃町ICから乗りました。ナビ任せで適当に運転してましたが、それほど時間は変わりませんでした。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
駐車場から歩き始めてすぐ人口の滝。横の階段を上って滝を目指します

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
滝へ向かうときは北は青空でした。結局撮影している間に滝の上が晴れることはありませんでした。残念

そびえる柱状節理の岩壁を割るように噴き出す滝と色鮮やかな紅葉の組み合わせが絶妙でした。こんなに滝までのアクセスが良くて綺麗な場所もあるんですね。
書き忘れてましたけど、駐車場から滝までは500メートルで普通の山道。観光バスも結構来てました。滝つぼを目指さないなら簡単な装備で十分です。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
小道の向こうにつり橋と滝が見えました。天気は悪いけど紅葉はいい感じで無駄足にならずにほっとしました

つり橋の上とその周辺、山道横の撮影ポイント、川まで降りて石の上と何か所か撮影しましたが、結局つり橋の上で撮影した写真が一番まとまっていました。
大きな滝で水の勢いも強く、下まで降りて岩の上で撮影しているとレンズが水滴まみれになりました。撮影場所から滝まで50メートル前後あったと思うのでかなりの勢いです。
絶えず水しぶきが降り注ぐし天気は曇りだし岩は滑るしゴム長だし、上で撮影している人の邪魔になるしで滝つぼへ行かずに戻りましたが、あとは大きな岩の左から回り込むだけだったので記念に行っておけば良かったです。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
つり橋横の二の滝へ続く道の横から撮影。滝つぼも良く見えるし柱状節理と滝だけならベストポジションだけど、つり橋から撮った写真に比べて左側が斜面で寂しいのが残念なところ。この撮影ポイントから写真中央下の岩の手前まで降りました。戻ったらゴム長が泥だらけでした

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
二の滝方面は通行止め。車に戻って登山靴に履き替えるのも面倒だしお腹も空いたので今回はパス

撮影を終えて滝の先にある二の滝、三の滝まで目指そうかと思ったのですが道がなくなっているらしいので止めました。
青空は着いたときにちょっとだけ見えたのですが、結局雲が切れることはなく最後まで曇り。もし午後に晴れても逆光っぽいので別の場所に行くことに。
この滝周辺の湖なども考えたものの雲が切れないので、雨でも良いから行って紅葉の時期の様子を確認したい場所に行くことにしました。
続きは次の更新で。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
滝を撮り終え、つり橋横の草木をかき分けて黄色と赤に染まった森を撮っていたら怪しまれたっぽい

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
勝手に感動して撮影してたら、この人何撮ってるんだろうっていう顔して通り過ぎていく人も

森のくまさん

【D800 sigma24-105mmF4 PLフィルター使用】
何日かスケジュールが開いたので意を決して元滝伏流水へ行ってきました。天気予報では晴れだったのですが現地は雨。水量は多いしレンズに水滴は着くし、岩は滑るしでなかなか大変でした。元滝も見えているのでちょっと登ってみたのですが、雨が強くなったので引き返しました。行ったのは5月2日の朝ですが、4月30日に熊が出たみたいです。
ただ念願かなった喜びで興奮してフレームが甘かったです。家に帰ってデータを処理していて、いろいろと反省点が出てきたので、もう一度行ってみたいと思っています。ここの滝でないと撮れないカットをもっと押さえるべきでした。
あと雨のなかでTシャツとセーヌ革とレンズペンが大活躍でした。

さて、本の紹介です。

2014年6月号|日経エンタテインメント!
映画、音楽、本、テレビ・・・ヒットがわかる流行情報マガジン、日経エンタテインメント!のオフィシャルサイト。

会見の顔写真や集合カットなど新旧交えていろいろと使ってもらえてます。

【D800 14-24mmF2.8】
写真は獅子ヶ鼻湿原の“あがりこ大王”というブナの木です。
元滝で撮影を終えてすぐ近くの奈曽の白滝(とても良い滝でした)へ行ってから、法体の滝へ行こうとしたところ、雪のため獅子ヶ鼻湿原の駐車場までしか車が入れなかったのでそのまま湿原に行きました。あがりこ大王の写真の中にはあまり写っていないですが、まだ雪が残っていて踏み抜くと膝まで沈んだりして大変でした。木を撮るときに曇りだと空が白なのであまりよくないのですが、ロケハンということで撮影しながら湿原をいろいろと歩いているうちに雲が切れたので急いであがりこ大王のところまで戻ろうとしたら、50メートル弱くらい前方を熊が横切ったので急いで帰ってきました。
管理棟で「普通にいるんで気をつけてください」といわれましたが本当にいるんですね。熊避けの鈴を着けていて良かったです。

先日購入したD700のことを書こうと思ったのですが、それはまた後日。

2014年5月4日作成