隠れ三滝へ

マックラ滝
マックラ滝
もう新緑だけどようやく昨年の紅葉シーズンの最期に行った隠れ三滝のことです。
半年くらい寝かせると冷静に処理できますね。どこに行っても結局同じような処理をするし撮影の段階で結構満足して家で処理するのが面倒だったりします。
去年は行ったらまだ早かったり、山に行ってみたら思いっきり観光登山だったり、あえて新しい場所に行ったらもう紅葉が終わってたりと学ぶことは多いけど収穫は少なかったのですが最後に行った霧降高原の隠れ三滝は時期的にもちょうど良く納得いく形で紅葉の撮影を終えることができました。
振り返ると所詮フォレストガンパーなので人の少ない森と渓谷が自分には合ってるみたいです。

写真は隠れ三滝の一つマックラ滝です。何だかんだで1時間くらい撮影していました。ベストポジションが川の中だったのでザブザブと入って三脚を設置。ずっと撮っていたら体が冷えてきました。写真だと小さいですが滝の横にある木は大木でご神木なのかなと思いました。これを外すわけにはいかないので16-35mmで撮りましたが滝が小さいですね。岩も多く川幅も狭いしでなかなか構図で悩みました。もう少し引いて手前に川を入れれば良かった。今年も行けると良いのだけれど。
ちなみにマックラ滝だけならアスファルトの道を歩いて行けます。ピンポイントで狙うならゴム長でも良いのかも。残り二つの滝も撮る場合は足首を保護できる靴の方が良いと思います。

丁字滝
隠れ三滝の一つ丁字滝です。この日は霧降ノ滝展望台の入口横の駐車場に車を止めて霧降ノ滝を見てから隠れ三滝へ向かいました。山道に入ってしばらく歩いていたら丁字滝の横に出ました。小さい滝で特に見どころはなかったのと手前の落葉が綺麗だったので低いアングルで入れ込んで撮影しました。頑張ったらどうにかならないかなといろいろ考えたけど思いつかなかったのでさっさと移動しました。
霧降川
次の滝へ向かう途中で振り返って撮影。丁字滝から歩いてすぐ道なのか川なのかルートが良くわからなくなりましたが地図だとあっているようなのでそのまま歩くことに。
玉簾滝
滝の音がだんだん大きくなってきて二つ目の玉簾滝に到着しました。この滝も結構岩が多くて広い絵で作ろうとすると滝や川より岩が目立ってなかなか構図が上手くいかなかったです。写真だと大変ですが普通にハイキングで行ったら絶景だと思います。
紅葉と2段の滝、真ん中の木を上手にまとめるためには高さが足りず。枝を落として木に登れば撮れるだろうけど自然公園内だし鉈持ってないし、次の滝に行く時間も考えないといけないし。
ハスキーの4段みたいに3メートル近く伸ばせる三脚でも持ってこないと無理そう。それでもスローでシャッター切れないだろうなぁ。
そうえばかなりの岩場でそれぞれの脚の角度をバラバラに立てて岩場に石突が噛むところを探して撮影した覚えが。
玉簾滝
滝の横から撮影。この日はどう撮ろうか悩んで結局構図が甘い気が。真正面に行けばよかったです。ちなみに二段目の川の中なので靴はずぶ濡れです。そういえば結構滑る場所だったかも。あととても水が綺麗で入って濁すのがためらわれた覚えが。
玉簾滝
同じ場所から90度左に向き直して撮影だったかな? 歪ませたくなかったのでカメラは水平にして16mmで撮影。かなり引いているのですが木の上が切れてしまいました。上に振ってLightroomで直せば良いのですが何か違うなと思って真っすぐに撮影しました。何か中途半端だなぁ。
玉簾滝
水の綺麗さを残したくて縦位置で撮影。これも木なのか川なのか中途半端かなぁ。好きな写真だけどこれくらいで横位置で撮れれば最高。次は14-24mmも持って来よう。そういえばこのときPLフィルター使ってるはず。14-24mmだとフィルター使えないなぁ。
玉簾滝
次の滝に行こうとして道がどこにあるのかわからなかったけど、滝の右側の斜面にトラロープが見えたのでつかんで登りきったところから撮影だったと思う。玉簾滝の一段目の横から。
マックラ滝
林道を抜けてアスファルトの道に出てすぐの所にマックラ滝はありました。写真だと見切れていますが滝よりも手前の大木が印象的でした。2年前に行った苗名滝に比べれば規模は小さいですが滝の上の紅葉も綺麗だったので迷わず川に入って撮影しました。このときはグラデーションハーフNDを使って念のためブラケットで段階撮影をした覚えがあります。
マックラ滝
最後は大木を入れ込んでの撮影です。もう少し下がって川まで入れ込んで撮れば良かったかも。
この日は最高の撮影日和だったけど甘い写真ばっかりだ。とはいえこれ以上下がると滝が小さくなるしなぁ。左側に渡ってポイントを探したりもしたのですが特に良い場所を見つけられず。
滝だけだと先述の苗名滝に負けてしまうけど、隣の大木と合わせてそこが特別な場所になっている思うのでどうにかその辺りをと川の中で四苦八苦してたら気温が下がってきてつま先が痛くなってきたので退散することに。駐車場横のお店で蕎麦を食べて帰りました。
今年も行けるといいなぁ。
玉簾滝
さてさて近況を。結局冬の間は忙しくてどこにも行けず。氷瀑行きたかったなあ。
そろそろ古いブログをこちらに移して、これまでに撮影した風景写真もアドビのストックに出してみようかと。
次の更新はカメラの予定です。

大菩薩嶺に行って来ました。

那須に続いてどこへ行こうか悩んだ結果、これまでに行ったことのないところということで大菩薩嶺に行って来ました。
時期的にはこれまでに行った場所で何か所かベストな場所もありましたが新規開拓も必要ですし。来年は石空川渓谷や照葉峡に行ってみようと思います。

アクセスも良く人も多かったです。観光バスが何台も来ていました。観光登山として人気の場所なんですね。
特に収穫はなかったですが、ハイキングで来るならとても良い場所だと思います。多くの人が山頂で昼食を取っていましたが天気も良く何とも朗らかな感じでした。これまで人のいない森を終日歩いて来たので全く違った趣です。人が多いだけで事故・死亡率が下がる気がして安心して歩けます。それにしても自分より全然年上の人たちが元気に山頂へ歩くので日頃からもっと体を作らないとなぁと感心しました。

こういう地図をみると尾根伝いにどこまでも行きたくなるなぁ。

とりあえず山頂。

快晴で絶好のハイキング日和でした。

売店があったのでコーヒーを飲みました。

特に作品になりそうな写真は撮れなかったけど来て良かったです。

結構本数があってびっくり。

何も収穫がないのも残念なので駐車場の紅葉を撮影。こういうカットは都内の公園でも撮れるか。

帰り道に車を止めて撮影。今年は山と渓谷の高度差と紅葉の時期を実感できました。

今年はもう一か所行くことができました。頑張ればあと2か所行けたのですが、二時間睡眠で福島まで運転して山とかちょっときついので止めました。例年この季節は暇なのですが営業の甲斐あってか上手にスケジュールを埋めることができました。
とはいえ作品作りも続けたいし。とりあえず今年は雪景色も撮りたいなぁと思います。あと氷瀑かな。
次は久しぶりにカメラのことでも書こうと思います。しかしwordpressがアップデートしたらとても使いづらい。

山の紅葉その2

D810 24-70mm
前回茶臼岳で途中までJPGで記録していてとても悔しかったので翌週再度行くことにしました。この季節の一週後はどうかなと思いつつも来年まで思いを残すのが嫌だったため。一週後の景色の確認もできれば今後の参考になりますし。
D810 24-70mm
D810 24-70mm
ロープウェイを降りたら結構な霧だったけど歩くうちに晴れてきて雲海が見えました。雲の上なんですね。
D810 24-70mm
二回目ということもあり山頂までの道のりも前回より楽でした。そういえば前回は登山靴を忘れてスニーカーでした。
D810 24-70mm

D810 70-200mm

D810 24-70mm
前回jpgで撮影してしまった悔しさを山頂で晴らす。いっぱい撮りましたが、前回の方が良い写真かも。山の色もすっかり変わっていました。
D810 70-200mm

D810 70-200mm
光と影の感じが良かったので望遠で撮影。
D810 16-35mm

D810 24-70mm
前回は山頂から峰の茶屋、牛ヶ首、姥ヶ平、牛ヶ首と歩いたけどせっかく二回目なのでコースを変えることにしました。山頂はもう紅葉が終わっているので三斗小屋温泉の方まで歩いて姥ヶ平に出るルート。山道なので撮影ポイントがどれくらい見つけられるかわからないけれどとにかく行ってみる。
D810 24-70mm
紅葉真っ盛りの森の中をあるくので撮影ポイント探しでなければ最高のハイキングコースではないかと思う。三斗小屋温泉への道すがらで湧き水がありとても美味しかったです。すっかり生き返りました。

本当の林道で結局撮影ポイントはあまりありませんでしたが良い道でした。多少険しい場所もありましたが神蛇滝への道ほどではないかな。逆ルートだと大変かも自分の歩いたルートだとちょっと楽かも。
日帰りでなくしっかり準備してずっと遠くまで行きたくなります。ちなみに温泉は予約制らしいです。いきなり行っても入れないとのこと。すれ違った人が教えてくれました。
D810 24-70mm
姥ヶ平に着きました。前回は引きで撮りすぎたので適度な画角で再度撮影。でも今回は雲が出てしまいました。雲がきれるのに時間がかかりそうなので切り上げます。
D810 24-70mm
前回も同じような写真を撮ったけど今回も飽きずに撮影。観光地なのでワイドを使うと人だらけ。この日はドローンも飛んでるし賑やか。
感動している人も多かったけど、先週の方が綺麗だったことは内緒。
地図に三本槍岳を見つけて行ってみたくなる。温泉を起点に色々と巡ってみたいなぁ。
D810 24-70mm
ちょうどテレビクルーとタレントさんが収録していたので邪魔にならないように道をそれて撮影。シャッター音させたら悪いと思って静かにしてたら西日で木がキラキラ綺麗でした。写真だとキラキラしてませんが。
D810 24-70mm
帰りに駒止めの滝に寄りました。ちょっと早いけど良い感じでした。
さらっと車で行けて駐車場の目の前が観瀑台なのでおすすめスポットかな。

山の紅葉

D810 24-70mmF2.8
どうにか時間を作って撮影に行ってきました。いつもは渓谷や森ですがいつ忙しくなるのかわからないので撮れるときに出かけようと調べたら那須岳がちょうど紅葉の季節でした。
山形の月山に行きたかったのですが飛び飛びで仕事が入って2日時間を作ることができず。とりあえず新規開拓をしたかったので行って来ましたがとても良いところでした。
いつもは一日に数人会うかどうかの場所ばかりですが、ロープウェイ乗り場から人だらけでしかもほとんどが年上。とりあえず人が多いというだけでいつもより楽な気持ちで歩けました。
D810 70-200mmF2.8
茶臼岳山頂より望遠レンズで撮影しました。こんなに綺麗な紅葉は風景を始めたころに行った福島のつばくろ谷以来でしょうか。照葉峡も絶景でしたが、渓谷とはアプローチが全く違うので新鮮でした。
D810 24-70mmF2.8
ガスとか霧とか雲の加減とかあるけど何となくタイミングがあったかな?左下の白いところは牛ヶ首から降りた広場です。結構人が多く撮影していて人や道が入ってしまい、撮り続けているコンセプトと違うなぁと思いながらも良い景色なのでとりあえず撮影。機材を背負って登って疲れましたが、山頂についたとき来て良かったと思いました。
それとすれ違う人たちに自分の木の杖ことでよく話しかけられました。立派な金剛ですねと言われました。この時は農協の帽子だったかな?
D810 24-70mmおかまをぐるっと回っており始めたところで撮影
D810 16-35mmF4 峰野茶屋方面と牛ヶ首の分かれ道の辺りだったかな。
D810 24-70mmF2.8
ちょうど雲の切れ間が綺麗だったので撮影。撮っていて左下の土の崖の所まで行ってみたくなって行くことに。その上には湖。
D810 70-200mm
どうまとめるか悩みながら撮影。鞄から70-200mmを取り出すと周りが驚きます。ちなみに使っているカメラリュックはアイガーグレッチャー。ニコンとミレーのコラボ? ニコンで売ってるリュックです。これまで使っていたリュックと比べて疲労が少ないので気に入っています。
D810 70-200mm
先述の崖の周辺から撮影。紅葉じゃないけど、俺の山河は美しいかと感動しながら撮影。
D810 16-35mm
茶臼岳と紅葉。ちょうど雲が出ちゃいましたが良い感じに燃え上がっていました。さらに続いて2枚。
D810 24-70mmF2.8
D810 70-200mmF2.8
こんな感じの写真をずっと撮ってますが、なんとなくたどり着いた感があるのでそろそろ新しい構図も見つけなくては。有名な風景写真家の作品でも見て勉強するかというところ。個人的に好きなだけでぎゅうぎゅうに詰め込みすぎてるし。
D810 16-35mmF4
ちょうど雲が切れて山と紅葉に陽が差しました。来て良かったです。この後で雲が良い感じに流れて青空が増えたのですが、あとから来たご婦人数人に場所を譲ったのでこの日のベストショットはご婦人の携帯じゃないかと。
D810 70-200mmF2.8
一年で一番良い日だったらしいです。マメに通っているらしい人がそんなことを話していました。
とても良いところだったのですが、一つ残念なことが。前日にjpgのMサイズで仕事の撮影をしていて、途中までその設定で撮っていました。すべてRAWだったらもう来ることもなかったのですが、あまりに悔しいのでまた来ることを誓って帰りました。

今年はあと何か所か行くことができたのでまた紹介します。
あと今回の写真はPHOTO GALLERYの方にまとめてあります。

紅葉の前に

照葉峡の橋の上から。
今年はどこにも撮影に出かけていなかったので、来年のリサーチも兼ねてちょっと出かけてきました。いつもとは別の苔の森を探そうとネットを検索していたら、撮影に行ったことのある照葉峡の先の湿原にどうやら苔があるらしい。さてどんな場所だろう?
奥利根湯けむり街道のキャンプ場から森林浴の道にて。
照葉峡は過去2回撮影に来ていて、そもそも1回目の撮影でとても撮れ高があったので本格的に風景写真をやるようになった思い出の場所。
今回は渓谷の先のキャンプ場に駐車して森を抜けて湿原への下見です。道中は熊笹だらけであまり絵になりませんでした。森を抜けて湿原の入口まで管理車道を歩いていたら、地元の人たちが管理車道の駐車場に車を止めてキノコ狩りをしていました。森を抜けるのがちょっと面倒だったので次に来るときは自分もこの道を走ろうと思いました。
キャンプ場にあった地図。結構通行止めが多いです。

湿原の入口にて。さてどんなところだろう?
実は湿原へは行っていません。
道の途中で倒木があり、道が崩れていました。崖ではないですし乗り越えることもできたのですが、ちょっと面倒だったのとここまでの道中の感じからして思っていた場所と違うなぁと。
引き返して照葉峡でちょっと撮影をして帰ることにしました。
車へ戻る道すがらで撮影。
近況としては今月も少しずつ仕事が入ってきていますが、紅葉の撮影はできそうで一安心。去年尾白川渓谷に行ったので今年はどこか別のところへ行こうかと。

秋の八方ヶ原

八方ヶ原
八方ヶ原 nikon D810 16-35mmF4
2018年になりましたがまだ紅葉の写真です。
夏にも来ましたが、秋にどうなっているのか気になって今年二度目の八方ヶ原です。この一年でスッカン沢やおしらじの滝にも行ったのでこの周辺となると4回目です。
一般的には雷霆(らいてい)の滝と咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝が見どころだと思いますが、いつも通り木とか森とか全体的に撮影しています。

八方ヶ原
八方ヶ原 nikon D810 16-35mmF4
前回の尾白川渓谷はちょっと早かったので、どんな感じか心配でしたが良い感じの紅葉でした。
また天候にも恵まれて写真の取れ高もありました。

雷霆の滝
雷霆の滝 nikon D810 16-35mmF4
雷霆の滝で撮影。滝の上の紅葉も綺麗で来て良かったと思いました。
駐車場からここまで途中撮影しながら歩いて1時間ちょっとくらいだったはず。

八方ヶ原
八方ヶ原 nikon D810 16-35mmF4
咆哮霹靂の滝の近く。雷霆の滝から撮影しながら歩いて一時間ほど。
スッカン沢とおなじスッカンブルーです。ちょっと口をすすいだら、口の中が変な感じになりました。

八方ヶ原
八方ヶ原 nikon D810 16-35mmF4
同じく咆哮霹靂の滝の近く。通行止めになっている咆哮霹靂の橋のそばから下流を撮影。期せずして良い写真が撮れました。

咆哮霹靂の滝
咆哮霹靂の滝 nikon D810 16-35mmF4
咆哮霹靂の滝は二つの滝のこと。真ん中に写っているのが霹靂の滝で右の黒い濡れた岩が咆哮の滝だったかな。紅葉とのバランスばかり考えてたら滝の迫力のある写真を撮っていませんでした。

近況を。年明けは仕事が立て込んで撮影に行けていません。忙しくてありがたいですが一回ぐらいはどこか行こうと思っています。次の更新も残りの写真なのでまた紅葉の予定です。

錦秋の不動滝

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 24-70mmF2.8

前回のブログの続き。神蛇滝を撮り終えて不動滝へ。
神蛇滝は緑が多かったですが不動滝は錦秋。良いタイミングでした。撮影は10月下旬です。
もう一週遅いと渓谷全体での取れ高も上がったかも。
それは欲張りすぎですか。

神蛇滝から不動滝まで約1時間の道中は途中で雲台のパン棒を落としたものの、それ以外は大きなトラブルもなく到着。
いやいや、倒木と土砂崩れで道がなくなっている個所がありました。
こんなもんかと思って迂回して進みましたが、本来ならば引き返す状況でした。詳しくは後述します。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 24-70mmF2.8

前回のアップし忘れ。神蛇滝までの道中で撮影。
この一年くらいずっと森の織り成す綾みたいなものを探していました。撮り続けて何となく先が見えてきた気がします。変わらずこんな感じの撮影も続けていく予定ですが、地味なんですよね。そもそもこんなの誰もわからないだろうし。
自分の中では抜群に美しいんですが王道ではないよなぁ。

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 70-200mmF2.8

レンズを変えて不動滝。このカットのために70-200mmを持ってきました。望遠の圧縮感が気持ち良いかなと。パン棒が一本なくても何とかなりました。まあパーマセルを持ってきていたのでそんなに不安はなかったです。

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 16-35mmF4

滝の前から撮影。
毎回ここまで来てますが、今回は天候や季節も良くこれまででベストショットではないかと。水煙など良く描けたと思います。

毎回水しぶきで困るのでレンズを濡らさないようにワンタッチ式の折りたたみ傘を使ったのですが、風が強くてコントのようになってしまいました。飛ばされて拾いに行ったので手間が増えてしまいました。

結局いつも通りレンズが濡れる前に急いで撮影。今回も手ぬぐいとタオルとレンズペンが大活躍。このときはアマゾンで安かった防滴コートのレンズフィルターだったかも。クリーニングペーパーの拭き埃がどうしても取れないので使うのやめました。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 24-70mmF2.8

不動滝前の大きなつり橋の上から。下流に向かっては大体こんな感じの順光です。ということは滝は反逆光か逆光なんですね。書いていて気づきました。
ここから駐車場までは約2時間。
神蛇の滝からはずっと下りの尾根道です。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 16-35mmF4

渓谷の反対側を撮影。パン棒を探しながら紅葉をしっかりと目に焼き付けて歩きました。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 16-35mmF4

何となくきれいだったので撮影。ここは滑り落ちても上がれそうだけど、滑り落ちたらヤバい場所の方が多いです。人に勧めたいけど怪我されると面倒なので紹介できないスポットです。

尾白川渓谷

◆◆渓谷入口◆◆ 携帯にて

帰り道で立て札を見つけたので近づいてみたら通行禁止の立て札でした。どうりで誰ともすれ違わなかったわけです。ただ、地図と別の場所で倒木と崩落があった気がします。
大きな怪我もなく帰路につきましたが以降気を付けます。

近況としては新規の営業・面接も概ね順調に進んでいます。また取引先の人事異動などで良いお話をいただけそうだったりと、蓋を開けるまではわからないものの明るい話題を持って年越しできそうです。
忙しければ真面目に仕事。受注が少なければ撮りためた写真の展示でもと考えています。
あとは、連射ができてフリッカー対策ができているようなのでD850買おうかなと思っています。

三度目は秋

◆◆神蛇滝◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
手前の緑が赤なら最高なんだけどなぁ。ちょっと早かったかな? でも手前の木って針葉樹だよなぁ。

去年、今年と二年続けて初夏に訪れた尾白川渓谷。登山寄りの山道なので初めて来たときはとにかく大変だったけど、さすがに今年の秋で三回目なので慣れました。
というか、土砂崩れの補修のせいか山道が整備されていて前回より歩きやすくなってました。

そうまでしても行きたいのは神蛇の滝です。滝のガイドブックを読んでいつか必ずと思っていたので初めて見たときはとても嬉しかった覚えがあります。
そしてさらに一時間ほど歩くいたところにある不動の滝。この滝はとても迫力があるだけでなく、すぐ近くまで行けます。この二つの滝の紅葉の時期を見たくて来ました。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
神社横のつり橋の上から撮影。
この日はほんの少しだけ晴れ間が見えたけどほぼ曇りでした

時期的にちょっと早かったようで、緑も結構残っていましたが、これはこれで良い感じでした。
なんだかんだで大変な場所ではあるので今回で一区切りできれば良かったのですが、また反省点を残してしまっているので、いつか紅葉の時期にもう一度行こうかなと思います。

機材はいつも通りD810と予備のD800、レンズは17-35mmF4、24-70mmF2.8、70-200mmF2.8です。
17-35mmF4はフィルターも使えて手ブレ補正も付いているので扱いやすいレンズですが、画質は14-24mmF2.8には及ばず。D810で使っていて周辺を見るとちょっと力不足かなと思うところがあるので、D850だとさらに気になりそう。どうなんだろう?
前回は中古で買ったカメラリュックで来て歩いて30分くらいで具合が悪くなったので、いつも使っているK2のカメラリュックにボディ2台レンズ3本という装備。K2のリュックは20代のときに取引先から購入したもの。お気に入りだけど収納横が裂けてしまっているので使うのは今回が最後かも。

前回のブログで三脚について書いたので次はカメラバックのことでも書こうと思ってます。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
いつも山で拾った棒を持ち歩いているけど、荷物も多いし両手を空けないと危ない場所もあるので、伸縮できるトレッキングポールを使うことに。使い慣れないしリュックに着けてたら柄が木の枝に引っかかってつまずいたりと難儀しました。

そういえば帰りはほぼ下りの尾根道なのですが、途中で甲斐駒ヶ岳への登山道があります。どんなところなのか一度行ってみたいなぁと思い調べたところ、日本三大急登のひとつでした。もっと足腰を鍛えないと無理です。
そして今回のブログでは神蛇の滝まで。この先についてはまた後日。

◆◆神蛇滝◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
名所なんですけど写真機材を背負って来るのは面倒かも。その代わりあまり人がいないので自分のペースで撮影できます。駐車場は結構車が止まってましたが渓谷で3人しか会わなかったので、みんな甲斐駒に行ったんでしょうね

画像が余ったのでおまけ。
アマゾンで77mmのフィルターで安いのを見つけたので購入しました。国内メーカーで撥水/防汚だったので使ってましたが、確かに撥水だけどコーティングが特殊なのか、静電気のせいか細かいホコリが取れず出先でに非常に困る。結局普通のフィルターを買いなおす羽目に。そういえばパッケージにアルコールで掃除しないようにと書いてあった気が。
部屋で掃除していてもレンズクリーニングペーパーの拭き埃をブロアーで吹いてもさっぱり取れず。
結局レンズペンで磨きました。良い使い道がみつかるまでお休みです。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
つり橋とか鎖場とか普通に歩いてるけど、10年前は予想もしなかったなぁ。
いろいろ苦労して撮影しているうちに身に着けた技術がそのまま仕事に使えたりしてるのも不思議。何でもやってみるものですね。
定期的に重たい機材を背負って一日歩いたおかげなのか、長丁場のイベント撮影でもあまり疲れなくなりました

最後に近況を。
先日沖縄へ出張撮影に行きました。女性の撮りおろしでしたが、読者限定プレゼント用らしいので広く世に出ることはないようです。とりあえず忙しかったけど楽しかったです。ストックフォトで覚えた撮影のいろは、スポーツ撮影で学んだ動態の撮り方、風景の撮影通じて学んだことなどが思わぬところで結実したなぁと思いながら撮影してました。
そういえば初めての写真集と呼べる物もブルーレイの初回限定特典フォトブックでした。

飛行機の荷造りをしていてD810と24-70mm、70-200mmとストロボを入れたリュックが約10kgでした。ということは、風景を撮りに行くときは16-35mmF4とD800に三脚、その他もろもろ合わさって20kg弱くらいの機材を背負ってるようです。
山登りの人たちの40リットルくらいのリュックって何キロくらいなんだろう?

この一年間は新規取引先の獲得のために職務経歴書を作り替えたり、ワードプレスを立ち上げたり、いろいろと面接に行ったりしてました。
良いお返事がいただけたところもあるので、やった甲斐がありました。ちょと明るい材料を持って年を越せそうです。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
初夏に撮影した場所でまた撮影。
あと2週間後くらいだったらもっと綺麗だったのかなぁ?

苔の森の秋

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon24-70mmF2.8
向かう途中の橋から見えた景色。5メートルくらいの河川だけど綺麗でした

苗名滝を撮り終えて時間はお昼前。すぐ近くの湖や渓谷など見どころはチェックしてあったものの、雲が切れそうにないので別のエリアに行くことにする。
どうしようか迷って去年、一昨年と行っていた苔の森へ。
初夏にしか行っておらず、この時期の様子も見ておきたかったので丁度良かったです。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon24-70mmF2.8
橋の上から撮影。そういえば苗名滝周辺でも同じような写真撮ってた

高速を降りて山道を走っていると山の上ということで紅葉が良い感じ。何回か車を寄せて撮影しながら目的地へ。どんどん登っていくと広葉樹がなくなり針葉樹ばかりに。紅葉って標高が高すぎても良くないことを思い出しました。森林限界とかありますしね。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon24-70mmF2.8
広葉樹が減って針葉樹ばかりに。白駒池は標高2000メートルでした

目的地に着くと本当に賑わったようで『路駐禁止』とか『この時期の駐車場は満車』とかこれまでに見たことのない立て札が目に付く。CMの効果はすごいですね。
なんだかんだで14時ごろの到着で天気は曇り雨。山小屋まで登らず苔の森だけをゆっくり撮影することに決める。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon16-35mmF4
小雨だしシーズンでもないからゆっくり撮れると思ったら結構人が多かったです

人が集まった分怪我などもあったようで、山に登る場合は入山届を書くようにという張り紙が以前より目立ってる。
この日も観光客やバスがちらほらいて、結構賑わっていました。散策路には今年設置したらしい立て看板などもありました。
携帯いじりながらクロックスで歩いている人とかいて驚きました。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon24-70mmF2.8
去年と同じポイントに来たけど一年たつと結構変わっていました。前回の反省を踏まえて撮影。見落としがないように多めに切る

3回目でどんな場所かわかっているので、必要な機材だけもって苔の森に行って撮影。実は去年撮影した画像を確認したところ構図ミスに気づいてとても後悔しました。ということで今回は念入りに撮影。良い場所だけど撮影は今回で一区切りさせたいところ。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon24-70mmF2.8
撮影していたら団体の観光客の人が通り過ぎて「有名な~より全然綺麗」と話してました

昨年の写真と大差ない気もするけど、個人的には納得できたので来て良かったです。
来年は別の苔の森を探しに行ってきます。ちょっと目星をつけたのですが、そのためには体力づくりかも。登山家ではないし、日帰りか車中泊で一泊二日ぐらいで動いてますがいろいろと限界が。
そういえば今回も新潟~長野の日帰り撮影でしたし。

◆◆白駒池◆◆D810 Nikon70-200mmF2.8
70-200mmを一度も使ってなかったので無理やり使う

やっと紅葉行けた

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
新潟での撮影は初かも。これまでに見たどの滝とも違って新鮮でした

久々の更新です。実は先月三脚のことを書いてあとはアップするだけだったのですが面白くないので止めました。ちょっと直してそのうちアップしようかと思います。

では、撮影の話を。
ここ三年ほどスケジュールが合わず紅葉を撮れなかったけど、良いタイミングで一日空いたので新潟の苗名滝まで行ってきました。
行きは上信越自動車道で妙高高原ICで降りて帰りは信濃町ICから乗りました。ナビ任せで適当に運転してましたが、それほど時間は変わりませんでした。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
駐車場から歩き始めてすぐ人口の滝。横の階段を上って滝を目指します

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
滝へ向かうときは北は青空でした。結局撮影している間に滝の上が晴れることはありませんでした。残念

そびえる柱状節理の岩壁を割るように噴き出す滝と色鮮やかな紅葉の組み合わせが絶妙でした。こんなに滝までのアクセスが良くて綺麗な場所もあるんですね。
書き忘れてましたけど、駐車場から滝までは500メートルで普通の山道。観光バスも結構来てました。滝つぼを目指さないなら簡単な装備で十分です。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
小道の向こうにつり橋と滝が見えました。天気は悪いけど紅葉はいい感じで無駄足にならずにほっとしました

つり橋の上とその周辺、山道横の撮影ポイント、川まで降りて石の上と何か所か撮影しましたが、結局つり橋の上で撮影した写真が一番まとまっていました。
大きな滝で水の勢いも強く、下まで降りて岩の上で撮影しているとレンズが水滴まみれになりました。撮影場所から滝まで50メートル前後あったと思うのでかなりの勢いです。
絶えず水しぶきが降り注ぐし天気は曇りだし岩は滑るしゴム長だし、上で撮影している人の邪魔になるしで滝つぼへ行かずに戻りましたが、あとは大きな岩の左から回り込むだけだったので記念に行っておけば良かったです。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
つり橋横の二の滝へ続く道の横から撮影。滝つぼも良く見えるし柱状節理と滝だけならベストポジションだけど、つり橋から撮った写真に比べて左側が斜面で寂しいのが残念なところ。この撮影ポイントから写真中央下の岩の手前まで降りました。戻ったらゴム長が泥だらけでした

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
二の滝方面は通行止め。車に戻って登山靴に履き替えるのも面倒だしお腹も空いたので今回はパス

撮影を終えて滝の先にある二の滝、三の滝まで目指そうかと思ったのですが道がなくなっているらしいので止めました。
青空は着いたときにちょっとだけ見えたのですが、結局雲が切れることはなく最後まで曇り。もし午後に晴れても逆光っぽいので別の場所に行くことに。
この滝周辺の湖なども考えたものの雲が切れないので、雨でも良いから行って紅葉の時期の様子を確認したい場所に行くことにしました。
続きは次の更新で。

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon24-70mmF2.8
滝を撮り終え、つり橋横の草木をかき分けて黄色と赤に染まった森を撮っていたら怪しまれたっぽい

◆◆苗名滝◆◆ D810 Nikon17-35mmF4
勝手に感動して撮影してたら、この人何撮ってるんだろうっていう顔して通り過ぎていく人も