最近のα7M3の設定

何年か前の5月、初めて白駒池に行ったときは前日に雪が降ってとても綺麗だったので雨の翌日にちょっと行ってみました。まだ早かったらしく雪も残っていて池も凍っていました。ほかにも何か所か行ったのでそれは次の更新で。
α7M3の設定を人に教わったので年末に少し変えました。
大きくは変わっていなけれどフルサイズとクロップの切り替えをカスタムボタン4に割り当てました。ここだと体に当たって切り替わることがなくなりました。仕事で使うことが多い機能なので良い場所に納まって何より。
ここは特に変化なしです。中央ボタンに別の機能を割り当てようか考え中です。
使い道のなかったAE-Lボタンに瞳AFを割り当てました。AF-ONボタンにトラッキングなどを割り当ててあるので状況に合わせて二つのAFを簡単に切り替えられてとても便利になりました。ちなみに自分は常にAF-ONでAF-Cにしています。
自分の仕事だとスポーツの競技中とバストアップや対談の引きの絵とバストアップなどです。

冒頭で書いた通り次は撮影に行った時のことを書く予定です。あと下旬に時間が出来そうなのでどこかに撮影に行ければと考えています。

純正がない

玉簾の滝
玉簾の滝
これまでにブログ用に携帯で撮影していたものなどの説明。facebookでは上げてるけど公開していないものなど。
写真は霧降高原の玉簾の滝の撮影の合間に携帯で撮影したもの。時間をかけて撮った写真より携帯の方が良い写真で家に帰って落ち込む。
そういえば前回のブログはマックラ滝の写真で玉簾の滝の写真は載せてませんでした。
縦位置グリップ
最初はαの縦位置グリップです。電池の入れ替えの心配がなくなりそうだったので購入。もちろん社外品で7千円弱。特に壊れず使えています。半押しからのシャッターストロークはこっちの方が良い気が。N社とかC社の社外品の部材を使ったのかな?
H6
GX8で動画を撮る現場で録音にZoomH6を使ってます。そういえば縦位置動画でも使ってました。入出力端子や給電、アナログの操作性など良いところが多いです。あとチューナー内蔵なのでたまにエレキベースのチューニングに使っています。

銀色の箱はBEHRINGERのヘッドフォンアンプHA400。ミックスした音声をH6のラインアウトからHA400に入れて、ビデオカメラや返しのイヤホンに送っています。ちなみにHA400はアダプターが付いていますがノイズが入るので単三電池8本で動かしています。12Vなのでアルカリを使っていますがエネループでも大丈夫だったりします。モニターなんで気にしませんが電圧低いから厳密には歪んでるんですかね?

社外品バッテリー
ファームアップしたら社外品のバッテリーを認識するようになりました。これ、キャンセルを選ぶとそのまま終了なんですよね。

レリーズ回数
結構な枚数を撮影しました。この一年間、柔道とコンサートの撮影で頑張ってもらいました。もう十分働いてもらったのでいつ壊れても文句はありません。っていうか連射していて何度かプチフリーズしました。もう壊れてるのか。
ちなみに2年前に買ったα7sは3万枚弱。11月下旬の画像なのでグランドスラム大阪の後ですかね。
社外品ストロボ
α7M3に気にせずニコンのSB800を付けていましたが、ストロボのロック機構の調子が悪いのでα用に中国製ストロボを買いました。あと壊れたSB800の代わりのストロボも。
α用は壊れずに動いています。スリープから復帰すると動かなかったりしてますが、まあ値段を考えれば良いストロボじゃないかな。TTL使わないからもっとシンプルでもよいくらい。
ニコン用のストロボは結構前に買って数か月で壊れたのと同じ商品でした。すっかり忘れていて届いてから気付きました。
スリープから復帰するとズーム設定がキャンセルされてしまうタイプです。問題はスリープ設定をオフにできないこと。復帰したときにエラーが起きることもしばしば。
仕方がないのでワイドパネルを出してズームを固定にしましたが、何か好きになれないので壊れた時の予備になっています。
端子部
最期にまとめてGX8のこと。
購入時にはGX7mark2も出ていたけれど入出力端子はGX8の方がすぐれていたのが購入の決め手。GX7mark2は何かがなかった覚えが。ちなみに音声入力端子はシャッターレリーズと共用で2.5φのミニプラグ。

レリーズ
量販店で買ったサードパーティー製のレリーズはごく普通の2.5φステレオジャックだったので試しに延長ケーブルを作ってつないだら普通に使えました。遊技機の撮影は枚数を切るので有線が安心なのと、商品を操作しながらの撮影が多いので長いレリーズが便利。

ダミー電源ケーブル
バッテリー容量が少ないのでいつもアマゾンで買ったACを使っています。写真はACの電源ケーブル付きダミーバッテリー部分です。バッテリーは7.2Vなので、これにエネループ6本をつないだら普通に動きました。

そもそもGX8は終日ロケで動かし続けられる小型ビデオカメラという目的で買っているので購入してすぐに試したのですが、その仕事がなくなったので細かく検証せずに終わっています。給電できれば大きいビデオカメラにできない仕事ができるかなと思いました。
先日ちょっと調べたら携帯バッテリーをつなげるタイプが売られていました。給電ならともかく5Vで動かせるのかな?

変換器
最後におまけ。録音中にGX8の音声を確認するときにはHDMI出力からHDMI2VGA変換器に繋いで音を聞けます。確か変換器に給電しなくても大丈夫だったと思うけどどうだったかなぁ?

αのバッテリーのこと

八方ヶ原
八方ヶ原
前回の更新に続き今回もαのこと。バッテリーについて徒然に書いてみます。読みづらかったらごめんなさい。
α7M3を購入したときに柔道や舞台、インタビュー、イベントでの使用を想定していましたが、ここでネックになるのがバッテリー問題でした。柔道や舞台など長丁場では縦位置グリップと複数のバッテリーを使うのが一般的ですが、あまりお金を使いたくないので外部電源で乗り切ることにしました。
一応フォローしておきますが、α7M3のバッテリーはこれまでのタイプより大きくなっているので思っていたより長持ちです。普通に使う分には問題ないと思います。ものすごい枚数を撮影するけど交換するタイミングが難しい人向けの内容です。
外部バッテリー
外部バッテリーをマイクロUSBケーブルで接続。100円ショップで買った電源供給用だったかな。バッテリーは秋葉原で購入。このバッテリーで1万枚くらい撮れたかな。8千枚だったかも
柔道や舞台など動き回らない現場ならテープで固定すれば大丈夫です。説明書にもありますがマイクロUSBからもタイプC端子からも給電できます。コンビニで売っている単三電池を入れるタイプも使えるのかな? 旅先などで100均の電池で給電しながら移動できるのは便利かも。
あと、動画の撮影をしているときは大体接続しています。
タイプC L型ケーブル
タイプC L型ケーブル。あきばお~で購入。これくらいの大きさのチョコレートのお菓子を良く食べてたなぁと思いながらレジに持って行きました
ストレートタイプだと断線しそうなのでL型を探して秋葉原で買いました。ストラップを通して結んでからボディにパーマセルで固定して使っていました。
α7M3と外部バッテリーをL型のタイプCケーブルで接続
α7M3と外部バッテリーをL型のタイプCケーブルで接続。このバッテリーは大丈夫だったけど、青いバッテリーだとストレージと誤って認識されることがあった。SCSIみたいに立ち上げ順序で回避できた気がしたけどどうだったかなぁ。
L型ケーブルでつないでパーマセルで固定したところ長時間の使用でも大丈夫でした。
何度かロケでバッテリーをポーチに入れて首から下げて給電していましたが、2台肩に下げているときにケーブルが絡みそうになったりしてちょっと面倒。あとタイプCのコネクターが壊れそうでちょっと怖い。マイクロUSB端子も使っているうちに金口が緩くなってる気がするし。給電撮影は座って撮る現場だけにした方が良さそうです。
マイクロUSB接続のチャージャーと外部バッテリー。最近はこの組み合わせです
社外品のα用バッテリーが発売されたので早速購入してバッテリー4個持ちになりました。それからは充電器で充電しながら仕事をしています。鞄の中で充電できるのは便利ですね。

そういえばα9はデータの読み込み速度が速いので無音撮影でもフリッカーが出ないんですね。次のα7系くらいから実装してくれると良いのですが。ニコンの新しいカメラはどうなんだろう?

これから紅葉の季節なのでちょっと撮影に行ってこようと思います。まだ緑が残っているうちに一か所くらい出かけたいです。あと、年内にαのマウントアダプターのことを書いてみようかなと思っています。

戦場ヶ原

カスタムキーの設定

八方ヶ原
前回というか昨日の更新に続いてα7M3の設定について。役に立つのかどうかわからないけど、自分のようにAマウントをLA-EA3やLA-EA4経由で使ったり、シグマのMC-11など、純正FEレンズ以外でシステムを組んでいる人の参考にはなるんじゃないかと。

α7m3 カスタムキー
最初のカスタムキー設定は写真の通り。コントロールホイールに何を割り当てるかは好みが分かれるところ。シャッタースピードを落として被写体ブレになるくらいなら粗くても絵が止まっている方が評価される現場が多いので、細やかに操作できるコントロールホイールに感度を割り当てています。
カスタムボタン1と2はそこまで頻繁ではないもののすぐに呼び出せないと困るのでここに設置。エリアはゾーンとフレキシブルスポットの切り替えを良く使います。モードはほとんどAF-Cです。被写体のコントラストが低かったりαが苦手なシチュエーションではMFやピント拡大、ピーキングなどを使います。

カスタムボタンの3はファインダーとモニター表示を任意に切り替えできるようにしてあります。オートだと人にプレビューを見せるときに相手が画面を指さすたびにセンサーが反応してファインダーに切り替わって面倒だったりします。あと2台肩から下げて仕事をしていて、画面がついたり消えたりしていると気になるし、現場の演出で暗い場所で液晶が着いているのはちょっと非常識なためです。
ちなみにMENUのFINDER/MONITOR設定をマニュアルにしていないと上手く機能しません。
4はデフォルトのまま。タッチパネルってまだ使ったことないです。

α7m3 カスタムキー
2ページ目はこんな感じ。マルチセレクターの中央ボタンはニコンと同じ設定にしました。
中央ボタンは別のカメラを使っているときに体にぶつかって切り替わらないように2アクションの設定を入れました。もしかしたらデフォルトのままかも。たまに使いますが、本当にピントが合っているのか不安になります。
左ボタンはドライブモードです。これもデフォルトのままです。
右ボタンはホワイトバランスです。ISOをコントロールホイールに割り当てたのでホワイトバランスを割り当てました。ベストの位置でない気もしますが撮って出しのときにファインダーを覗きながらすぐに呼び出せる方が便利なのでここに入れました。
下ボタンはデフォルトのままです。
α7m3 カスタムキー
最後のページは下記の通り。
AELボタンは最初はクロップでしたが、1アクションで切り替わる項目は気が付いたら設定が変わっていることがあるので切り替えに2アクション要するサイレント撮影に変更しました。Fnメニューにも入れてあるのでデフォルトでも良いのですが、ライブビュー&マニュアルで撮影しているのでAELは使わないので無理やり入れました。
AF-ONボタンは親指AFなのでオン。ついでにフォーカスホールドもAFオンにしてあります。
フォーカスホールドは70-200mmなどレンズにAFボタンがついているレンズの機能選択です。AFロックかAFオンが選べます。AFオンにしてオートフォーカスはレンズのボタンで操作して空いた右手の親指でマルチセレクターとISOを操作しようと試みましたが、左手でズームリングとピントの操作を同時にできませんでした。

戦場ヶ原
さて近況を。
昨年の秋から続けてきた新規開拓もいくつか良いお話がもらえて一安心。新規営業を通じて自分にできることとできないことを改めて学んだりと反省しながら前に進んでいる感じです。
秋からは例年通り忙しくなりそうですが、それとは別に来年に向けて新しい仕込みも始められそうです。
あと次の更新でもαの小ネタを一つ入れてみようと思います。

もう夏も終わるけど

八方ヶ原
1月以来の更新になりました。どこかへ撮影に行ったら更新しようと思いましたが、ありがたいことに仕事が続いてまとまった時間が取れずじまい。気がついたら8月も終わるようです。9月からはイベントなどでまた忙しくなりそうですが、いい加減どこかに撮影に行きたいなぁと思っています。

写真は去年の八方ヶ原線歩道です。15時ごろだったと思います。陽が傾いてとても良い感じでした。多少盛ってますが大体こんな感じでした。目に飛び込んだ景色はダイナミックレンジが広いので可も不可もなく眠く記録して処理で鮮やかに。大学で習ったHDカーブやフィルム現像のことを思い出します。基本はあまり変わらないんですね。

小田代ヶ原
今年の春ごろだったと思いますが、去年の秋の写真をすべてブログで公開できそうもなかったのでサイトのメニューにPHOTOを追加しました。八方ヶ原線歩道と季節外れの戦場ヶ原の写真をアップしました。そろそろ旧サイトでアップしていた写真もこちらに移して、あちらは閉じようかなと思っています。

写真は小田代ヶ原です。一度行ってみたかったのですがもう時期を過ぎていました。そのため人も少なく気ままに撮影をしながら歩きました。
そういえば朝靄狙いの人が多いみたいで8時過ぎに戦場ヶ原に入ったらカメラを担いだ人と結構すれ違いました。長玉を付けていたので朝靄じゃなくて鳥かも。

ということでそろそろ本題に。
何だかんだ忙しく働いていますが、最近はαを使うことが多いです。去年の冬にα7s、今年はα7m3を買い足しました。
ミラーレスは各ボタンの機能を任意に割り当てができるので、自分の設定を晒してみます。キン〇マウイルスみたいなものです。仕事で使っている設定なので人によっては参考になるのではと。

α7m3 Fn設定

画像はFnボタンを押したときに表示される設定です。
それほど急ぎではないけれど、さっさと切り替えができると便利な機能をまとめてあります。

上段左からRaw・FINE・24Mは仕事だと現場で納品の形式を切り替える必要があるので割り当ててあります。
「撮り終わったらすぐに欲しい、web用だから画像も小さくて良い」
「撮影後に軽いデータがすぐ欲しいけど、週明けに処理して改めて納品」
など良くあります。
ただ記録設定に3つも枠を取られるのはどうかなと。記録設定なんてファームアップで一つにまとめてもらいたいところ。

次に上段の右3つははアンチフリッカー、ピーキング、ゼブラです。
アンチフリッカーは大体入れてあります。ピーキングはほとんど使いませんがα7sで感度を10万くらいまで上げたときに重宝したので入れてあります。ゼブラはずっと液晶を覗いて撮影してると目が画面に慣れて基準がわからなくなるのことがあるので確認用に入れています。

下段左からクロップ、Dレンジオプティマイザー、モード設定です。
クロップはカスタムキーでAELに割り当てていたのですが、撮影中に体に当たって勝手に切り替わることが多く大事な時に困らされるのでこちらに割り当てました。AELボタンに割り当てたほうがクロップは便利でしたが、自分の使い方には合いませんでした。
Dレンジオプティマイザーは仕事の記録形式がRAWかjpgかで切り替えます。
モード設定は動画の撮影用だったかな。

下段の右3つはクリエイティブスタイル、AWB設定時の優先設定、サイレント撮影です。
クリエイティブスタイルはjpg納品のときにDレンジオプティマイザーと併用して調整します。Dレンジオプティマイザーでシャドウを持ち上げると絵に腰がなくなるので若干コントラストを上げて、納品後にすぐ使えるようにシャープも上げます。柔道の撮影だとトリミングして使うのと、携帯で見る人が多いのでそのあたりも意識して調整しています。
AWB設定時の優先設定は白色が残る設定です。ニコンと違ってスッキリしてこのカメラの好きな機能です。サイレント撮影は現場ですぐに切り替えができないといけないので入れてあります。
サイレント撮影とフリッカーレス機能がこのカメラを仕事で使うメリットです。そこへのアクセススピードは現場で結構重要になります。

次はカスタムキー設定なのですが長くなりそうなので今日の夜に書きます。

おまけ。
最後にFacebookで上げたけど知り合いしか見れないのでここでも紹介。
柔道の撮影で一日親指AFを使っていたら親指の第一関節?が痛くなりました。ニコンに比べてボタンも小さく親指をくの字に曲げて押し続けていたので痛くなってしまったらしい。ということで押しやすいようにしました。
見栄えは良くないですが、とても使いやすくなりました。とりあえず参考までに。

AF-ONボタン その1
小さくて押しづらいのでどうにか面積を広げたいと思う。
AF-ONボタン その2
ちょうど良さそうなボタンがあったのでアロンアルファを用意。
AF-ONボタン その3
接着して上から黒のパーマセルを貼って完成。
親指AFが格段に使いやすくなるのでスポーツの人にオススメです。
サービスサポートでボタン巨大化とか作れば良いのに。
湯滝
最後に一枚。久しぶりに湯滝に行きましたがとても良いところでした。ってもう半年以上前でした。