錦秋の不動滝

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 24-70mmF2.8

前回のブログの続き。神蛇滝を撮り終えて不動滝へ。
神蛇滝は緑が多かったですが不動滝は錦秋。良いタイミングでした。撮影は10月下旬です。
もう一週遅いと渓谷全体での取れ高も上がったかも。
それは欲張りすぎですか。

神蛇滝から不動滝まで約1時間の道中は途中で雲台のパン棒を落としたものの、それ以外は大きなトラブルもなく到着。
いやいや、倒木と土砂崩れで道がなくなっている個所がありました。
こんなもんかと思って迂回して進みましたが、本来ならば引き返す状況でした。詳しくは後述します。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 24-70mmF2.8

前回のアップし忘れ。神蛇滝までの道中で撮影。
この一年くらいずっと森の織り成す綾みたいなものを探していました。撮り続けて何となく先が見えてきた気がします。変わらずこんな感じの撮影も続けていく予定ですが、地味なんですよね。そもそもこんなの誰もわからないだろうし。
自分の中では抜群に美しいんですが王道ではないよなぁ。

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 70-200mmF2.8

レンズを変えて不動滝。このカットのために70-200mmを持ってきました。望遠の圧縮感が気持ち良いかなと。パン棒が一本なくても何とかなりました。まあパーマセルを持ってきていたのでそんなに不安はなかったです。

不動滝

◆◆不動滝◆◆ D810 16-35mmF4

滝の前から撮影。
毎回ここまで来てますが、今回は天候や季節も良くこれまででベストショットではないかと。水煙など良く描けたと思います。

毎回水しぶきで困るのでレンズを濡らさないようにワンタッチ式の折りたたみ傘を使ったのですが、風が強くてコントのようになってしまいました。飛ばされて拾いに行ったので手間が増えてしまいました。

結局いつも通りレンズが濡れる前に急いで撮影。今回も手ぬぐいとタオルとレンズペンが大活躍。このときはアマゾンで安かった防滴コートのレンズフィルターだったかも。クリーニングペーパーの拭き埃がどうしても取れないので使うのやめました。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 24-70mmF2.8

不動滝前の大きなつり橋の上から。下流に向かっては大体こんな感じの順光です。ということは滝は反逆光か逆光なんですね。書いていて気づきました。
ここから駐車場までは約2時間。
神蛇の滝からはずっと下りの尾根道です。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 16-35mmF4

渓谷の反対側を撮影。パン棒を探しながら紅葉をしっかりと目に焼き付けて歩きました。

尾白川渓谷

◆◆尾白川渓谷◆◆ D810 16-35mmF4

何となくきれいだったので撮影。ここは滑り落ちても上がれそうだけど、滑り落ちたらヤバい場所の方が多いです。人に勧めたいけど怪我されると面倒なので紹介できないスポットです。

尾白川渓谷

◆◆渓谷入口◆◆ 携帯にて

帰り道で立て札を見つけたので近づいてみたら通行禁止の立て札でした。どうりで誰ともすれ違わなかったわけです。ただ、地図と別の場所で倒木と崩落があった気がします。
大きな怪我もなく帰路につきましたが以降気を付けます。

近況としては新規の営業・面接も概ね順調に進んでいます。また取引先の人事異動などで良いお話をいただけそうだったりと、蓋を開けるまではわからないものの明るい話題を持って年越しできそうです。
忙しければ真面目に仕事。受注が少なければ撮りためた写真の展示でもと考えています。
あとは、連射ができてフリッカー対策ができているようなのでD850買おうかなと思っています。

三度目は秋

◆◆神蛇滝◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
手前の緑が赤なら最高なんだけどなぁ。ちょっと早かったかな? でも手前の木って針葉樹だよなぁ。

去年、今年と二年続けて初夏に訪れた尾白川渓谷。登山寄りの山道なので初めて来たときはとにかく大変だったけど、さすがに今年の秋で三回目なので慣れました。
というか、土砂崩れの補修のせいか山道が整備されていて前回より歩きやすくなってました。

そうまでしても行きたいのは神蛇の滝です。滝のガイドブックを読んでいつか必ずと思っていたので初めて見たときはとても嬉しかった覚えがあります。
そしてさらに一時間ほど歩くいたところにある不動の滝。この滝はとても迫力があるだけでなく、すぐ近くまで行けます。この二つの滝の紅葉の時期を見たくて来ました。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
神社横のつり橋の上から撮影。
この日はほんの少しだけ晴れ間が見えたけどほぼ曇りでした

時期的にちょっと早かったようで、緑も結構残っていましたが、これはこれで良い感じでした。
なんだかんだで大変な場所ではあるので今回で一区切りできれば良かったのですが、また反省点を残してしまっているので、いつか紅葉の時期にもう一度行こうかなと思います。

機材はいつも通りD810と予備のD800、レンズは17-35mmF4、24-70mmF2.8、70-200mmF2.8です。
17-35mmF4はフィルターも使えて手ブレ補正も付いているので扱いやすいレンズですが、画質は14-24mmF2.8には及ばず。D810で使っていて周辺を見るとちょっと力不足かなと思うところがあるので、D850だとさらに気になりそう。どうなんだろう?
前回は中古で買ったカメラリュックで来て歩いて30分くらいで具合が悪くなったので、いつも使っているK2のカメラリュックにボディ2台レンズ3本という装備。K2のリュックは20代のときに取引先から購入したもの。お気に入りだけど収納横が裂けてしまっているので使うのは今回が最後かも。

前回のブログで三脚について書いたので次はカメラバックのことでも書こうと思ってます。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
いつも山で拾った棒を持ち歩いているけど、荷物も多いし両手を空けないと危ない場所もあるので、伸縮できるトレッキングポールを使うことに。使い慣れないしリュックに着けてたら柄が木の枝に引っかかってつまずいたりと難儀しました。

そういえば帰りはほぼ下りの尾根道なのですが、途中で甲斐駒ヶ岳への登山道があります。どんなところなのか一度行ってみたいなぁと思い調べたところ、日本三大急登のひとつでした。もっと足腰を鍛えないと無理です。
そして今回のブログでは神蛇の滝まで。この先についてはまた後日。

◆◆神蛇滝◆◆2017年撮影 D810 24-70mmF2.8
名所なんですけど写真機材を背負って来るのは面倒かも。その代わりあまり人がいないので自分のペースで撮影できます。駐車場は結構車が止まってましたが渓谷で3人しか会わなかったので、みんな甲斐駒に行ったんでしょうね

画像が余ったのでおまけ。
アマゾンで77mmのフィルターで安いのを見つけたので購入しました。国内メーカーで撥水/防汚だったので使ってましたが、確かに撥水だけどコーティングが特殊なのか、静電気のせいか細かいホコリが取れず出先でに非常に困る。結局普通のフィルターを買いなおす羽目に。そういえばパッケージにアルコールで掃除しないようにと書いてあった気が。
部屋で掃除していてもレンズクリーニングペーパーの拭き埃をブロアーで吹いてもさっぱり取れず。
結局レンズペンで磨きました。良い使い道がみつかるまでお休みです。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
つり橋とか鎖場とか普通に歩いてるけど、10年前は予想もしなかったなぁ。
いろいろ苦労して撮影しているうちに身に着けた技術がそのまま仕事に使えたりしてるのも不思議。何でもやってみるものですね。
定期的に重たい機材を背負って一日歩いたおかげなのか、長丁場のイベント撮影でもあまり疲れなくなりました

最後に近況を。
先日沖縄へ出張撮影に行きました。女性の撮りおろしでしたが、読者限定プレゼント用らしいので広く世に出ることはないようです。とりあえず忙しかったけど楽しかったです。ストックフォトで覚えた撮影のいろは、スポーツ撮影で学んだ動態の撮り方、風景の撮影通じて学んだことなどが思わぬところで結実したなぁと思いながら撮影してました。
そういえば初めての写真集と呼べる物もブルーレイの初回限定特典フォトブックでした。

飛行機の荷造りをしていてD810と24-70mm、70-200mmとストロボを入れたリュックが約10kgでした。ということは、風景を撮りに行くときは16-35mmF4とD800に三脚、その他もろもろ合わさって20kg弱くらいの機材を背負ってるようです。
山登りの人たちの40リットルくらいのリュックって何キロくらいなんだろう?

この一年間は新規取引先の獲得のために職務経歴書を作り替えたり、ワードプレスを立ち上げたり、いろいろと面接に行ったりしてました。
良いお返事がいただけたところもあるので、やった甲斐がありました。ちょと明るい材料を持って年を越せそうです。

◆◆尾白川渓谷◆◆2017年撮影 D810 16-35mmF4
初夏に撮影した場所でまた撮影。
あと2週間後くらいだったらもっと綺麗だったのかなぁ?